IC3 グローバルスタンダード5(GS5)合格認定証(紙)の発行および郵送終了のお知らせ

教科「情報」とIC3

教科「情報」の学習指導要項の9割以上を網羅するIC3

平成15年度より、高等学校普通科の必履修教科として新設された教科「情報」は、「情報活用の実践力」「情報の科学的な理解」「情報社会に参画する態度」の3つの観点を相互に関連させた、情報活用能力の総合的な育成を目標にしています。
同教科は「情報A」「情報B」「情報C」の3科目で組織され、授業では、情報化の進展に主体的に対応できる能力と態度の育成に重点を置き、コンピュータや情報通信ネットワークなどを活用した実習を積極的に取り入れることが義務付けられています。

教科「情報」とIC3

一方、ITリテラシーの世界共通の指標として開発されたIC3は、コンピュータ・ハードウェアの知識・ソフトウェアの知識・操作、インターネットやネットワーク環境において必要とされる知識・スキル・マナー、コンピュータやインターネットが社会に及ぼす影響などを試験範囲にしています。
この広範囲なIT知識やスキルは、ビジネスや教育現場で、生産的にコンピュータを(道具として)利用していくためのガイドライン(指標)という観点から設定されており、教科「情報」における履修項目の9割を網羅しています。
その上、IC3は、コンピュータを理解する「コンピューティング ファンダメンタルズ」、ソフトウェアを使いこなす「キー アプリケーションズ」、ITを活用する「リビング オンライン」の3科目で構成しているので、観点に沿った効率の良い学習を可能とします。

そのため、IC3を教科「情報」にご活用いただくことで、前提スキルにばらつきのある生徒のコンピュータの知識・スキルのレベルチェック、学期ごとの学習進度の測定、またはIC3取得を目標設定したことによる学習意欲の向上など、多岐にわたる効果を期待することできます。