IC3 グローバルスタンダード5(GS5)合格認定証(紙)の発行および郵送終了のお知らせ

高専連携

ITリテラシーの国際基準である「IC3」は、情報教育における教育連携にも活用されています。
IC3を活用した教育連携により、各教育機関は一定レベル以上の情報リテラシー取得者の育成が可能です。
ここでは、教育連携のモデルとして、2007年度より取組みが始まった、高等学校と専門学校の連携(高専連携)の事例をご紹介していきます。

IC3ベンチマークを活用した、教育現場の創意工夫

ご協力校:【専門学校】 日本工学院専門学校【高等学校】 学校法人 中延学園 朋優学院高等学校
※ IC3 2005スタンダードの試験終了に伴い、IC3ベンチマークは販売を終了しました。

概要

高等学校(普通科2年生)の「情報」の選択授業において、IC3の3科目を下敷きに情報リテラシーを学習します。授業の進め方としては、「講義」を1時間、「演習と解説」を1時間行います。演習では、教材にIC3完全準拠のeラーニング教材「IC3 Benchmark(アイシースリー ベンチマーク)」の「メンター」を使用します。
専門学校では、IC3ベンチマークの管理者機能を活用することで、高校に訪問せずして、生徒たちの日々の学習履歴を分析でき、高校教員側へ指導ノウハウの提供を行います。学期末には、「ベンチマーク」で模擬試験、そして試験直前には専門学校で、「試験対策講座」を実施します。
高・専の教員の相互協力の下に、生徒たちに一定レベル以上の情報リテラシーを習得させ、IC3合格まで指導します。

メリット

生徒をターゲットとした従来の高専連携に加え、IC3ベンチマークの管理者機能を活用することで、専門学校から高校教員側への指導ノウハウの提供を行います。
それにより、高校側としては「指導スキルの向上」、専門学校側としては「PR(認知度の向上)」や「一定水準のスキルをもった入学者の確保」などが挙げられます。

学習スケジュール

学期 科目 取組み報告
1学期 コンピューティング ファンダメンタルズ 1学期のまとめ(2007.8.22掲載)
2学期 リビング オンライン 2学期のまとめ(2008.1.21掲載)
3学期 キー アプリケーションズ 3学期のまとめ・1年間の総括(2008.6.16掲載)