富士通オープンカレッジ名古屋駅前校は、IC3の試験数で、全国第1位(2007年1~6月)の実績を誇るスクールです。IC3のフリーレッスンや速習講座を実施しており、2007年7月からは、雇用能力開発機構の職業訓練カリキュラムにもIC3を採用しています。IC3の魅力や、講座開設の経緯について、統括マネージャーの玉川京子さんにお話を伺いました。
速習講座や職業訓練のカリキュラムなど、幅広くIC3をご採用いただいていますが、
そのきっかけを教えてください。
Microsoft Office Specialistを取得された方たちからも、さらにステップアップできる資格はないかと相談を受けていました。IC3は、ハードウェアやネットワーク、セキュリティなど、Officeの操作スキルだけでは足りないコンピュータの基本を網羅していますし、マイクロソフト認定資格のWord・Excel・PowerPointを取得している方は、IC3の3科目のうち「キー アプリケーションズ」が免除され、残りの2科目合格でIC3が取得できるという制度があるので、IC3をおすすめすることにしました。
また、アプリケーションは使えるけれど、ハードウェアやネットワークの知識をお持ちでなく、職場などで”なんとなくできている”ことに不安を感じている方も多くいらっしゃいました。実際にトラブルが起きたときに自信をもって対処していただけるよう、そうした悩みに応えることも、IC3導入のきっかけになりました。
IC3をどのような方におすすめしたいと思いますか。
これから社会人として活躍される学生の方から、現在、Officeを自己流で利用されている方など、すべての方におすすめしたいです。学生の方であれば、アプリケーションの操作スキルだけでなく、ハードウェア、ネットワーク、情報モラルなど、幅広いITの基本を会社に入る前に身に付けることができますし、現在お仕事をされている方であれば、IC3を取得することによりさらに効率よく仕事ができると思います。アプリケーションの操作方法をきちんと学ぶことで、これまで3つの手順で作業していたことが、1つの手順でできるようになり、「こうすれば良かったんだ!」と嬉しくなることはよくありますよね。
また、当校では毎日のように試験を実施しています。IC3は受けたその場で結果がわかり、学生の方や就・転職を目指す方でしたら、履歴書にもすぐご記入いただけるので、その点もIC3をおすすめする理由のひとつです。
授業はどのように進めていらっしゃいますか。
「IC3速習講座」は、基本的に「キー アプリケーションズ免除制度」を活用しますので、「コンピューティング ファンダメンタルズ」と「リビング オンライン」の2科目について、IC3のeラーニング教材「IC3ベンチマーク」の問題演習を交えながら1日(6時間)で学習します。このほか、マンツーマンのフリーレッスン(3回×80分)や、7月からスタートした職業訓練講座でもIC3を採用しています。
職業訓練については、講義形式で授業をすすめていますので、パソコンを操作する授業とは違った趣で、訓練生のみなさんも興味深く聴講されているようです。ハードウェア、情報モラル、セキュリティなどの知識は、就職後、すぐ役立つものですので、訓練生の方全員にIC3取得をおすすめしています。認定テキストだけでなく、eラーニングでの学習も可能になりましたので、これからIC3ベンチマークを広く活用して、合格に向けて学習していただきたいと思っています。
(2007年8月取材)